toriyamaranの日記

登山、旅行、読書、映画の感想を中心とした雑記ブログです。

【読書】夜のピクニック~その時に聞こえるノイズを大事にしたい~

こんばんわ

 

とりやまです。

 

今日は恩田陸著 『夜のピクニック』の印象に残ったフレーズから。

 

おまえは早いところ立派な大人になって、一日も早くお袋さんを楽にさせたい、一人立ちしたいっていうのはよーく分かるよ。あえて雑音をシャットアウトして、さっさと階段を上りきりたい気持ちは痛いほど分かるけどさ。もちろん、おまえのそういうところ、俺は尊敬してる。だけどさ、雑音だって、お前を作ってるんだよ。雑音はうるさいけど、やっぱり聞いておかなきゃなんない時だってあるんだよ。おまえにはノイズにしか聞こえないだろうけど、このノイズが聞こえるのって、今だけだから、あとからテープを巻き戻して聞こうと思ったときにはもう聞こえない。おまえ、いつか絶対、あの時聞いておけばよかったって後悔する日が来ると思う。

 

我々がだんだん大人になっていく中で、一見無駄に見えるようなことが数多く見受けられ経験する。しかし、そういう無駄だと思えることがどこかで生きてきたり、実は大切なことだったりする。自分もどちらかというと勝手に自分にとって必要か、不必要か判断してしまうことが多いが、少しは他人からの薦めを取り入れたり、無駄だと思ってやってみたりしてもいいのかなっと思った次第でした。